5月のプリモは…

5月のイタリア料理教室では、研究科、基礎科ともに、季節のフレッシュグリーンピースを使ったパスタをご紹介いたします。

基礎科は写真のシンプルな基本のクリームソースを手打ちのファルファッレ(蝶々のかたちのパスタです)で、研究科のメニューはひと工夫してモダンな感じに仕上げます。

若い頃は少々クリーム系のパスタが苦手だったのだけど、そんな私を開眼させてくれたパルマの小さなリストランテのクリームパスタはまさしくこの組み合わせ、パルマといえば!の「プロシュット・クルド(生ハム)」と初夏の味わい「ピゼッリ(グリーンピース)」のソースでした。

旅先では、訪れる前から下調べをして「ココだけは絶対に食事に行こう!」と決めておく店ももちろんあるけれど、スケジュールを細かく決めてしまうよりは、行き当たりばったり!の要素を残しておくのが好き。

イタリアの街角であれば、服装のきちんとした(のんびり時間がありそうな)おじいさんたちに尋ねることが多いのだけど、その昔アシスタントさんたちとランチのためだけに途中下車したパルマでも、二人連れの紳士に「Scusi」と話しかけ、「この辺りで昼食をとるのにオススメのお店はありませんか?」と。

「あるよ、あるよ。ちょうど今から食事にいくところだから、andiamo insieme!」って朗らかに…ご一緒した先は感じの良いこじんまりしたリストランテで、そこで選んだのが「生ハムとグリーンピースのクリームパスタ」でした。その土地の伝統的メニューを食べてみたかったのです。エミリア・ロマーニャらしく卵入りの生麺、そしてクリームソースも思いのほか軽くてシンプルなおいしさにビックリ!

少し離れたテーブルで食事をされていたシニョールたちと目があったので、「Buono!」と口を動かすと、あちらも「おいしいでしょ?」とでもいうようにバチッとウィンク。

昔と違って日本でも脂肪分の低い生クリームが出回っていますので、本場の味わいを再現しやすくなりました。私はだいたい40%のものを使っていますが、煮詰め方がポイント!コツさえ覚えれば簡単美味、素早く準備できるソースなので、是非この機会に基礎科の皆さんは習得&研究科のかたは復習しましょうね。





La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そしてWASHOKU。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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