7月のイタリア料理研究科のプリモは…

7月のイタリア料理教室研究科がスタートしました。今月はWプリモで、ひとつはスモールポーションでお出しする「桃をのせた冷製フェデリーニのジェノベーゼ」。


他国の大事な食文化なのでしつこく何度も書きますが、冷製パスタは伝統料理ではありません。とはいえ何より美味しいし、湿度の高い日本の夏にはぴったりなので、必ず毎年教えています。ちょっぴり贅沢なことだけど、冬も暖房が効いた部屋で一口冷製を楽しむのが好き。


今年は久しぶりに青紫蘇の冷製パスタ、と思っていましたが、基礎科で作ったバジリコたっぷりのジェノベーゼがあまりにおいしかったので、急遽方針を替えてジェノベーゼに。モダンスパニッシュじゃないけれど、温かいものと冷たいものを合わせるのも面白いので、グリルしたネクタリンをのせてみたかったものの、あいにくまだネクタリンは市場に出回っておらず。


新しい味を知って欲しくて作り手としてはたまに冒険したくもなるけれど、皆さんが復習されるときのことを考えると、日本のおいしい桃でシンプルに作って結果オウライだったのかもしれませんね。でも、焼きネクタリンもきっとおいしいので、この夏の「お家ダイニング」では出してみたいな。

冷製パスタは前菜代わりのスターターで、7月のプリモピアットは「リガトーニ パプリカたっぷりトマトソースのサルサローザ」。


先月教えた鰯のソースの応用で、火を通すとおいしい夏野菜のパプリカをたっぷりと。サルサ・ディ・ポモドーロには赤パプリカ入り、そして、黄色と緑のパプリカは具材にして、トッピングのマスカルポーネを混ぜるとサルサローザになって二度美味しいしかけになっています。


こういうボリュームのあるソースにはリガトーニのような茹で時間の長いパスタを選ぶのがセオリー。久しぶりに茹でましたが、イタリアの方たちは細麺は好みませんから、カルボナーラに合わせたりローマより南では今でも人気のあるショートパスタです。


今回は、このソースにはこれ!という定番をご紹介したかったのでこだわったけど、もちろんペンネやフジッリのようなショートパスタや、スパゲッティでもおいしく復習して頂けます。ご家族が少ない場合も4人分作って頂いて、ソースが余ったら朝のオムレツにかけると美味しいので、是非作ってみて下さいね。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そしてWASHOKU。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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