仏陀の大きなお腹の中は

2年前から作り始めた「ブッダボウル」、家族が少ないお宅や主婦の皆様の家でのランチ、そして1人暮らしの人にも案外便利な料理です。


ベジタリアンに限らずとも、たまには家で野菜たっぷりの食事っていいものです。そもそも作り始めたキッカケは(流行りにどうも弱いってこともありますが)野菜は鮮度が大切だからレッスンで余った野菜が傷まないうちにいろいろ常備菜にすることが多く、それを適当にのっけて丼で食べるって忙しい日にはとても便利だったから。


「ブッダボウル」の流行を生んだ米国ではベジタリアンの概念を仏教の「禅」と関連させて考える傾向があります。野菜がたっぷり盛られたボウルの様子が、まるで仏陀のお腹のようだということがユニークなネーミングの由来。厳密なルールはありませんが、「タンパク質15%、穀物25%、野菜35%、ソース10%、そしてナッツや種、もやしなどのその他の具材15%」にするのが目安と言われています。


オリエンタルなイメージもあるので、レッスンでもご紹介したピーナッツソースみたいなドレッシングをあわせることも多い。

アンチエイジング講座では敦子さんのお話中心でしたから、召し上がって頂いたブッダボウルの中身をご紹介しておきますね。まずはリチェッタ(レシピ)もつけた、「茄子のバルサミコマリネ」と「グリーントマトのハニーピクルス」。


全体に酸っぱい味が多かったので、ハニーピクルスには、フレッシュなきゅうりも刻んで仕上げに加え、酸がたたないように気をつけました。


他にリチェッタをつけたのは、「人参のギリシャ風」とギーでソテーしてトッピングした「大山鶏胸肉の鶏ハム」。


茹でた人参のギリシャ風サラダは水切りヨーグルトをベースにしたソースで和えて、スライスアーモンドをのせました。何かフルーツも加えたかったから「色がお揃いのものは味も相性がよい」のセオリーで、オレンジの切り出しも加えて。


ピスタチオと黒胡椒を巻き込んだ鶏ハムは何年か前にイタリアンでももも肉を使ってオマケで紹介した低温調理(風)の作り方、健康上の特別な問題がなかったらやっぱり動物性蛋白質も身体に必要だと思うので今回はヘルシーな胸肉で。土台のもち麦古代米入りのご飯は温かい状態でしたけど、全部冷たいおかずもさびしいので、ギーでソテーしてのせました。


オーブンで焼いて甘くしたパプリカのソットオーリオ(オイル漬け)にはアンチョビも少々、赤いパプリカとミニトマトはオレガノ風味、アボカドには赤玉ねぎのスライスとライムも添えて、茹でたいんげんとアボカドはピーナッツソースで楽しむ感じです。


前もって準備できるし、余っても家族で数日楽しめる常備菜をいろいろのせた、こんなブッダボウルなら、おもてなしでも喜んでもらえるのではないかしら?

ゴールドラッシュものせようか、と思って茹でたけど…トッピングが多くなりすぎたので、スープにしました。完全食主義であえて濾したりせず、Veganゲストには豆乳でのばすとよいと思います。参加者の方に豆乳アレルギーのかたがいらしたから今回は控えめな量の牛乳で。そして味は和風の出汁ベースでした。


一気に夏になってしまい、OXOのコーンカッターも出番がやってきた感じ!今話題の山梨の甘々娘を使ってみたかったけど築地にはなくて断念、イタリアンか夏の講座でご紹介したいな。


出汁といっても、茅乃舎の和風だし塩で味付けしただけ。イベントで頂いた品ですが、気に入って便利に使っています(だいぶ減ってるでしょ?)。

クリームチーズはチーズケーキのレッスン用でしたが、ベジタリアン仕様でない場合はお肉のかわりにのせてもおいしいですよ。いつもはね、鶏むね以外に、海老をソテーしてのせることもあります。

しかし、グリーントマト、未熟なだけのトマトが1個250円…東京…



La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そしてWASHOKU。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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