オステリア・デッロ・スクード 再訪

都内にはたくさん美味しいイタリア料理店かあり、また、知り合いのシェフのお店もたくさんあって、その上外食の機会が少ない私はなかなかまわりきれません。


そんなわけで間をおかずに再訪するのも珍しいことなのですが、国でもなんでも、惹かれるところがあったらまずは続けて二回行ってみる。


生徒さんたちは私のお勧めを大事な一食に選んでくださることも多いので、ちょっぴり確認の意味もあります。最初はもちろん目新しさもあるわけですから、二度目に伺って(たとえ三度目のチャンスがすぐにはこなくても)「また行ってみたい」と思えたら自分にとってはホンモノのよい店だな〜と思うのですよね。


7月のレッスンではプーリア料理を紹介したけれど、ちょうどカラブリア州の赤玉ねぎ「トロペーア」を使ったこともあって、小池シェフのクチーナ・カラブレーゼ(カラブリア料理)、もう一度楽しみに「オステリア・デッロ・スクード」を訪ねました。


味の好みのストライクは(意外と狭いので…笑)恵比寿ダディーノ時代から沼尻さん@ダディーニのイタリアンなのですが、イタリア&イタリア料理愛に溢れるお店に出会ったことで7月の教室の料理も基本に戻って郷土料理をベースに自分の味を表せたかな〜って。感謝の気持ちもあっての再訪問でした。


店内は照明を落としているのでiPhone写真はイマイチですが、前回はお任せでしたから、今回初めてたくさんあるプリフィクスコースのメニューからお皿を選んだので記録メモに。

スターターは前回と同じく「生しらす」「ズッキーニのミントマリネ」「おいしい生ハム」。

外食の楽しみのひとつは、ソムリエさんのオススメで新しいイタリアワインに出会えることもありますね。

蛸とじゃがいもはイタリアではよくある組み合わせだけど、少し酸味があるピリ辛の「ロザマリーナ」が味の決め手!生しらすを発酵させたカラブリア独特の調味料だそう。


初めて口にするので、どんな味なのだろう、と興味があって、うっかり写真を撮る前に食べてしまった…あっさりめのキムチのような感じ、一気に食欲が沸きました。

で、お隣のお皿をすかさずパチっと。

豚の頭のいろんなところの煮こごり、Gelatinaといってもゼラチン要らずの自然のコラーゲンです。添えられたクッチーア(麦)も滋味溢れるおいしさ。


レディメイドのフロマージュ・ド・テットとは違って塩分もちょうどよい感じ。

六皿コースを選んだので、前菜2つとパスタは乾麺と手打ちを一つずつ。


乾麺は目玉焼きを崩して食べる「貧しい人たちのパスタ」、卵好きの私も家でよく作るけど、小池シェフのソースは贅沢にペコリーノが効いていて少量でもパンチのある味付け、コース中盤のよいアクセントになり、ここでちょっと目が覚めましたよ(笑)。

手打ちのフィレイヤは讃岐うどんにも通じる、日本人の心を掴む美味しさ。


ンドゥイヤのソースにはサラメ・ピッカンテ(辛いサラミ)も入って、昨日の東京はこの夏一番の暑さでしたから、「イタリア料理がすすむかな」と心配していたけれど、美味しかった〜

セコンドもピリ辛マーク付きの「豚モツのモルツェッドゥ」、フィレンツェ名物ランプレドットのように、土地の人はパンに挟んで食べたりするそうです。まさにそんな感じの美味しさでしたが、洗練された仕上がり。自家製のパンもいろいろ出てくるから、ホントは他のメンバーのようにソースを余すところなく食べたかったけど、ドルチェに余力を残して。


皿盛りのドルチェのあとで、ピッコラパスティチェリア(プティフール)もサーヴィスされます。






上記サイトに「ンドゥイヤ」についてよくまとめられているのでリンクを貼らせて頂きました。


なかなか日本ではお目にかからない食材だから、友達にもらったンドゥイヤを教室でもお出ししたことがあるのですが本当に辛い!加熱すると辛味がマイルドになって食べやすくなります。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そしてWASHOKU。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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