日常とは、なんでもない午後のこと

朝晩冷え込むようになりましたね。明日は雨模様みたいだけど空気もたいてい乾燥している。予想されたことですが、冬を迎えて新型コロナの感染者数がまた増えてきました。


レッスン中は飛沫感染防止に不織布のマスク着用で説明をしていますが、どうしてもマスクを下げて味みもするし、主宰する側は責任が伴うので、自分の判断で日常のいろんなことを我慢している部分もあります。レッスンの10日前くらいからさらに入念に気をつけて過ごしていますが、混んでいる場所を避けてたまに大事な友だちとゆっくり話しをするのは私にとっては必要なこと。


連休に韓国料理の特別レッスン第二弾を終えて、(いつも本当にご迷惑をかけてしまっているのですが)昨日の午前中には優秀な税理士さんに9月決算の会社の確定申告のバトンを渡して。


仕事が早番でたまたまバートナー氏も不在という女友だちとものすごく久しぶりに2人で会いました。青山の近所のお蕎麦やさんでの遅いランチ〜カフェ、時間帯的にも空いていそうで落ち着いた客層のお店を選んで。珈琲は近くの古美のカウンターに、と考えていたけど、最近散歩兼ねて平日の午前中にお花を買いに行くユニクロの入っているビルに、気になるカフェの看板を見かけていたから行ってみました。


友人は原宿からJRでも帰れるし、親しい人と歩きながら話すのも好きなんですよね。


仕事はたいてい、朝起きたら気の進まないことから片付けるのに、毎度のことながらこれだけは徹底して後回しにしがちな突貫工事並みの経理データ入力で前日はほぼ徹。データは圧縮(できなかったみたいなのですが…苦笑)ファイルで送って、資料を日本橋の税理士さんのオフィスに届けて。今年は新型コロナの休業もあり、大変そうな業者さんへの応援と生徒の皆さんの教室応援の気持ちの食材販売が多かったので、なんだかもう会計はぐじゃぐじゃでややこしかったけど、先生はとても優秀なかたなのでなんとかしてくださることだろう、と勝手にホッとして。※で、すぐに無事に税務署に電子申告を済ませて頂きました。


経理用のへっぽこWindowsマシンのキーを叩くのに慣れた頃には作業は終わる。


そんなところに良いタイミングで友達と会えることになったわけだけど、コロナ以前から昼時のお蕎麦屋さんは長居する場所ではありませんし、蕎麦はさっと食べて、どこかで珈琲でも、と思っていました。で、私のB案@原宿駅前@看板見ただけで行ったこともないを採用してもらい、お腹ごなしに表参道をテクテク歩き、広々したアウトドアのお店で、テント脇にある窓際のテーブル席について女子トークを。


天井高もある広いスペースに、テーブルで向かいあっても相当離れているものの、東京の私達は飲みものを飲んだらまたマスクをして話をしました。先月本当に久しぶりの都内脱出で葉山に出かけたのですが、その時も久しぶりに会った妹ぶんの友人とカフェに入ったけれど、ドリンクを飲み終えても皆さん普通にマスク無しで話をしているのに驚きました。のどかさが違う。で、これだけ多くの人が気をつけていても、東京の感染者数は多いし、冬の間はもう少し増えそうです。もうこれは仕方ない部分もありますよね(〜だからそれで良いと言っているのではないですよ)。

子供の頃の愛読書は「大草原の小さな家」、ローラ・インガルス一家はそもそも家もお父さんの手作りですし何でもDIY、何となくアウトドア的なものに今でも憧れます。都会育ちの自分には無理かもしれないし、このまま一生縁がなさそうだけど一度はテントで寝てみたい。


ユニクロそばの気になっていた看板は、アウトドア用品のお店のカフェ。一度は通り過ぎて階段登ってしまったくらいわかりずらいです。お店の一角をひっそりカフェにしている。


戻って看板見直して「やっぱり此処かな?」と中に入ると、珈琲を入れるスペースやメニューはあったので、「立ち飲み専門ですか?」と尋ねてみると、「いえ、あちらに座って頂けます」と指差す先にはテントやらいろいろ。


「僕たちが普段アウトドアで実際に使っている椅子やテーブルをお客様にも体感して頂きたくて」という趣旨だそう。


で、憧れのテントのそばでアウトドア用の椅子も随分と座りやすくなったのだなぁ、なんて感心しつつ無事に珈琲休憩。


カフェとカフェラテをお願いしました。時間はかかったけれど珈琲もおいしかった。友人のカフェラテのほうが絵になるので、そちらを写真に撮りましたが、表参道界隈の珈琲店はサードウェーブ系が多いため舌がすっかり侵されてしまった私にはぴったりな感じの美味しい珈琲でした。少しの酸味、いい感じで、はいっていました。期待以上においしかった。

どうやってもテントの素敵さが写せない(苦笑)けど、今どきのテントはデザインがモダンなのですね〜。ちなみにテント内にもテーブルがありました。ちょっとこの時期は蜜になっちゃいそうですが、夢がありますね。


「テントで眠るのが夢」といっても、トイレの心配とか音に神経質とか野生動物や虫も心配、つまりはやっぱり全然アウトドアには向かないタイプ。


大昔ミラノ暮らしの頃にBFがアパルタメントの地上階(日本語で一階)に住んでいたから、普通よりさらに天井が高いし日本のひとり暮らしよりは部屋も広いので、家の中でテントを貼ってあげようか?と提案してくれたのに、のっておけばよかった。


家でテントを貼るなんて、ちょっとおかしい(=奇行)のではないかな?、なんて、常識が邪魔をしたけど、やってみたいことを経験できるチャンスが次にいつ巡ってくるかわからないものですよね。テントはともあれ、年齢的にあまりに無理!ということ以外は何かトライしてみたいことがあれば、やってみよう。


な〜んて、いうことはともかく、静かで居心地のよいカフェでした。



窓際のテーブルから見えるのは竹下通りからの抜け道「ブラームスの小径」?裏通りなのに結構人通りがある。懐かしい感じです。


女子校時代の仲良しのH子ちゃんはものすごく可愛い女の子で、中学2年で2人で原宿デビューを果たしましたが、一緒に竹下通りを歩いていると何度もスカウトされた。事務所に1人では行きたくないという彼女の姿勢に、(ついでに)「あなた(=私)なんかもアイスクリームのコマーシャルにでるとすごくいいかも」と(笑)。


昔の竹下通りは混んでいてガラがよいともいえませんでしたし、2人とも原宿は好きになれず、高校にあがると少し背伸びをして渋谷のパルコや代官山あたりをウロウロするようになった。連休の韓国料理の特別レッスンに女子校時代の友人がきてくれたこともあって、当時のことを思い出していたから、カフェ裏の景色に胸がキュンとしましたよ。

徹夜はもう無理だけど、仮眠をはさんで寝不足だったから、朝はまずゆっくりベランダで光を浴びて。

日本橋の税理士さんに書類一式を渡して、アクリル板越しにこの一年の報告をしてから青山に戻って、友人との待ち合わせ場所に。少し早く着いたので、お気に入りのウィンドウを眺めて。


私が出不精なせいもあるけど、吉祥寺にも青山にもいったいこれまでに何度遊びにきてくれたことだろうと、しみじみ。時節柄、当たり前の日常がいつも以上にありがたい感じがします。

で、肝心のウィンドウは…うーん、今回はイマイチだなぁ、なんて勝手に思って。


イマイチといえば!ものすごく気に入っているのに、2週続けて今ひとつのジルサンダーのフラワーアレンジ。せっかく信号渡って友達にも素敵な花を見せたかったのに…プロでもお花の仕入れ、難しいものなのでしょうか。

で、もう一つの和モダンな花入れのお店@上記カフェのすぐ近く、のほうが(ローコストそうだけど)今回はいい感じだなぁ、と一緒に眺めて。


そこでふと友人が、「花を愛でる心の余裕が大事よねぇ」と。


「玉緒さんち(実家)にはいつも玄関に花がいけてあったから」と今でもよく思い出してくれるけど、「玄関には花がある」とか、「家には犬がいる」とか、自分にとって当たり前だったことが当たり前でもないことなのだ、と気づいたのは相当オトナになってから。

静かなカフェで、アウトドアには全く不似合いな妙齢の2人でマスクつけて静かにお喋りをして、原宿駅で友人を見送って、また表参道を歩いて家に戻る。そろそろ街はクリスマスの装いですね。



カフェをされている素敵なアウトドア用品のお店、アウトドアに憧れはあっても疎すぎて申し訳なかったですが、国内ブランドでとても有名なのですね。新潟の会社なんだ。



La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そして和食。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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