2020年ナターレのレッスンのプリモ・ピアット「ラグー・ボロネーゼ 2020」

今年のナターレのレッスン・メニューは王道イタリアンで、少しだけ今の気分をプラスしてご用意しました。


老若男女皆が好きなラグー(ミートソース)、おなじみのトマトベースももちろん美味しいけれど、本場ボローニャの人気店でラグー・ボロネーゼを初めて頼んだときの驚きは忘れられないものなので、子牛を使ってビアンコに仕上げました。


ちょっぴり加えた南部どりのレバーが隠し味。

「今年のナターレのプリモはラグーにしようと思っているの」とイタリアーナの友人にちらっと話したところ、いつも私の教室&メニュー作りを応援してくれている彼女が、「リコッタサラータを仕上げにかけて雪みたいにしたら」って。


リコッタサラータは塩が強いものが多いので心配したのですが、今の日本はすごい!美味しいリコッタサラータが買えるものですね。


中問屋さんにチーズの注文をするときに、食品担当さんに、「白いチーズって他にありませんよね?」と尋ねたところ、「うーん、リコッタサラータがやっぱり一番白いですねぇ」と。


「あ、そうだ。モッツァレッラパールはどうですか?」とピッツェリアで使う小さな冷凍モッツァを紹介してくれて、「まぁ、ラザーニェ作りに使ってもいいし」と試しに(1キロ…)とってみました。「溶けちゃうと思いますけどね」と心配されていたけれど、案外溶けずに、この素朴な感じがイタリアらしくっていいな、と思って。


ワイン担当さんといい、中問屋さんとも長いお付き合いで、「田中さんの教室には(ときには田中さんの生徒さんには)何がいいかなぁ」となんとな〜く私の料理のテイストや教室の生徒さんの好みをわかってくれて、いろいろ相談に載って頂いています。業界全体大変な一年ではありましたが、そんな気持ちが嬉しいなぁというのもあって、こんな感じに仕上げることにしました。



うーん、ここまで頑張れるかは???なのですが…ボロネーゼといえば、手打ち麺。


打つのは簡単なことなんですけどね〜。乾麺と違って常温保存できないし、全クラスぶん冷凍しておくにはスペースが、そして、レッスン週に何度か作れるか、というと疑問が…。


日本の方たちは乾麺のほうがたいてい好きだし、こだわることはないのかもしれません。が、エミリア・ロマーニャのボロネーゼはやっぱり卵入りの生麺で楽しむのが基本、悩ましい!

他国の大事な文化、イタリアの食文化を正しく伝えたいという思いもあるけれど、皆が美味しく楽しく過ごすことも大事、今は体調管理も大事な時期ですし、私も無理なく準備できるところまで適度に頑張ってお迎えしますね〜。


しかし、久しぶりの子牛のラグー、やっぱり美味。北イタリアでは牛肉料理といったら一番ポピュラーなのは子牛、食材購入先のご案内もいたしますが、復習は豚の赤身で、となってしまうかもしれないけれど、本場の味わい、ご試食もどうぞお楽しみに!

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 イタリア料理、西洋菓子、そして和食。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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