2021年1月 イタリアの新年の定番メニューは…

サイトでは今頃のご挨拶になりましたが、明けましておめでとうございます。2021年は明るいニュースが増えるとよいですね。


緊急事態宣言発表の前から悩んでいたのですが、1月のレギュラークラスは休講にしました。

今年は少しのんびり8日まではお休み頂くことにしていたので、教室のグループLINEで8日に連絡を入れ、LINEをされていないかたにはメールをしました。来月のことも含めて今後の方針が決まってからと考えたのだけれど、2月以降のことはレギュラークラスの方には個別にメッセージが確実に届くような方法でまたご連絡しますね。

さてさて、クリスマスとは違ってイタリアのお正月は日本ほど特別な一日ではないように思うけど、年末年始にコテキーノやザンポーネといったソーセージとレンズ豆を煮たものを食べる習慣があります。お節にあたるような献立はそれくらいかな。


コテキーノやザンポーネは普通のソーセージ(=サルシッチャ)よりかなりこってりしているし、昔は今ほどよい状態の食肉加工品が日本に輸入されていなかったから、教えたことがない組み合わせです。


昨年パスタソースでサルシッチャのフィリングを紹介したので、久しぶりに腸に詰めてレンズ豆と合わせてみても?とも思ったし、単品でも復習しやすいように豚のグリリアで、応用の効くソースを合わせて教えるのもよいかな〜、と考えていました。


骨付きの豚ロースはスペインのイベリコ、お気に入りの平牧金華豚とはまた違ったさっぱりした甘さのある脂が霜降りになっているのが魅力。ロースの赤身部分を噛み締めても、ミシッとした食感ではなく、やわらかい口当たり。


フランスのピュイのように、イタリアでレンチッキエ(レンズ豆)といえば、ウンブリア州のノルチャ産がつとに有名です。


そして、レンズ豆の煮込みにもソフリットが活躍します。


私は特別豆好きでもないのだけれど、オリーブオイルを合わせて一番美味しくなる食材は豆類ではないかなぁ、と思っています。


レンズ豆。ひよこ豆と並んで豆の中でも(豆類が苦手でも枝豆は好きという人がいるように)独特のおいしさがあるし、一晩水に浸ける手間もなくすぐに煮えるから手軽に調理できる。日本でももっと普及するとよい食材です。


このメニューで紹介したかったのはイタリアの美味しいレンズ豆なのですが、久しぶりに食べたイベリコ骨付きも美味しかったから、2月にレッスンが再開できそうであれば(2月はメカジキとレモンの葉っぱで考えてあったのだけど…)、新春メニューとはいえこの組み合わせもやっぱり紹介したいな。

花芽をつけてから開花まで、すごく長い時間をかけて春を待つミモザ。


新型コロナは手強い敵で、決して甘く考えているわけではありません。但し、寒い時期の感染増加は予想されていたことですし、残念ながら今後もすぐに収束するとは思えない。感染防止に役立つわかってきたことも多少あるわけですから、この先何年かは細心の注意を払いつつなるべく普通に暮らしていくしかないように思っています。


考え方はそれぞれなので、家から一歩も出ないほうが精神的に安心でストレスが少なく、それで生活も成り立つ方はそれはそうしたほうがよいのです。ただ、生徒さんの中にも通勤がある方もいらっしゃるし、多くの方はたまには外でリフレッシュしたり息抜きする時間もほしいのではないかなぁ、と思うので、免疫力を下げないためにも、時間や方法をいくつか考えて、また楽しく美味しい時間を提供できればいいな。


生徒の皆さんにとって「不要不急」の不要にまで当たるようなら本当にもうすぐにでも廃業すべきだと思うのですが(苦笑)、そういうつもりの休講ではありません。医療機関にこれ以上の負担をかけないよう、風邪やインフルも多い時期、今週もひときわ寒くなる予報がでていましたし、しばらくはステイホームで復習に励んで頂けたらと思います。気をつけて過ごして、また元気にお目にかかりましょうね。





La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

イタリア料理、西洋菓子、そして季節の和食。 田中玉緒の料理教室では、 日々の食卓をおいしく華やかに彩る料理をご紹介しています。 家庭のキッチンでリストランテや料亭の味を再現するレシピとテクニック 料理とワインのマリアージュ ヨーロッパ直輸入や日本各地の珍しい食材や調味料も使い方と合わせて紹介しています。 目にも舌にもおいしい特別な料理と食文化に出会う時間をご一緒しませんか?

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