苺、そして、昨年末のケーキあれこれ

1月15日は「苺の日」でしたね。今はハウス栽培中心なせいか、地球温暖化のせいもあるのか、苺の旬もどんどん早くなってしまって、春になると苺を流通させるには暖かすぎるのだそう。


果物が好き。


柑橘も美味しい季節だけど、週に一度は苺を買ってしまう。生クリームを使ったお菓子ではショートケーキが一番好きです。写真↑はあまおうととちおとめの盛り合わせ、カットしたときに中心まで赤いあまおうはお菓子向きだけど、とちおとめも味が良いですよね。


白い苺だけはどうも好きになれないのですが、今はたくさん美味しい品種があって、甘さの質や香りが違うので、苺の食べ比べも面白いものです。




今頃ですが、クリスマスケーキ2020年、スマホからだとFB頁の更新がラクなのでついそちらで済ませてしまうけど、個人アカウントと違って過去記事もあがってこないし、私メモに。


オーダーケーキなのでリクエストがあったら焼くだけなのですが、有難いことにパテと合わせて夏から!ご予約を受けていて…今年も生徒さん宅には定番の「苺のビュッシュ・ド・ノエル」を…そもそもはショートケーキ用に考えてベーキングクラスで教えたデザイン、ジェノワーズはロール生地よりハードルが高いからイタリアンのレッスンではロールケーキにして教えました。


作る前は「ひょっとして、『鯉のぼり』にならないか?」って心配したけど、トッピングを工夫することで鯉にはならなかった(笑)。気を良くして、「苺のビュッシュ・ド・ノエル」は生クリームに苺ピュレを加えたピンクのクリームで仕上げていたのですが、クリスマスバージョンで始めたのが3年前。Kポ友でもあるAちゃん(=生徒さんのお嬢さん)が、「クリスマスはやっぱりこのケーキがよい」とリクエストしてくれて3回目。


何を作らせても結局は「玉緒先生の味だ」ということになるようなのですが、やっぱり少しは驚きがあったほうが楽しいと思うし、マンネリにならないよう、デコレーションは毎年モデルチェンジ、味わいにもほんのすこ〜し変化をもたせています。


小さな焼き菓子は決まった味わいで、粉もバターも変えないように。加藤千恵先生、藤野真紀子先生、2人の恩師から引き継いで自分のリチェッタにした「ポルポローネ」。

リッツ・エスコフィエの配合のパートサブレが好き過ぎて(笑)、ミニ&ミニミニサブレにしてみました。発酵バターで作っているから、日にちが経つとちょっぴりチーズのような風味がでるのも魅力。

そう、昨年末は「クッキー缶」にも挑戦して!


だいぶ流行に遅れたのは、緻密に詰めたりするのは向きそうにないので今回は黙って見過ごそうと思っていたからなのですが(苦笑)、友人の強い後押しもあり、かわいい缶が近所で売っていたので作ってみました。「クッキーを缶に詰めた」=「クッキー缶」で、巷のそれとはだいぶ意味が違ってしまったけど!


トップにのせたのはラズベリージャムをのせたクルミのクッキー、これも加藤千恵先生に教えて頂いた焼き菓子のアレンジです。


詰めるだけといっても、やっぱりそれなりに美しく仕上げるのは難しい…2缶目でやっとコツが掴めて…


忙しい合間を縫ってクリスマスギフトでパネットーネを届けてくれた輸入元フードライナーの担当Iさんに第二号をプレゼントしました。


階下の車までデリバリー、ほんの一瞬でしたがお顔を見てマスクでちょっと言葉を交わせられてよかった。お互いの無事を確認し、昨年のペリッセロのメーカーズディナーに続いて忘れられない年となった2020年のいろいろ、感謝の気持ちを笑顔で伝えて。春の休業中にも生徒さん向けの食材セット販売などの企画を提案して頂いて、本当にお世話になりました。

クリスマスっぽい缶があったので、クリスマスに焼いてみようと買っておきました。11月からやる気だけはあった。


そして、12月に入ってすぐに、毎年教室でクリスマスケーキをオーダーしてくださるMさんからも、「今年も玉緒先生のクリスマスケーキを頂きたいのです」とお問い合わせがあって…「焼き菓子のクッキー缶もご用意できるかも?」とお伝えしてあったのですが、間際のお知らせにも関わらず、記念すべきクッキー缶第一号をお買い上げ頂きました。

ナッツが苦手な息子さん向けに、くるみ抜きのラズベリー・クッキーも用意して。


とっても素敵にセッティングしてくださって(↑転載許可済です)、翌日は実家のお母様にも届けてくださったそう。

レギュラークラスの生徒さんではありませんが、ドイツにいらした頃からサイトをご覧頂いて、メールを頂いてからなんだかんだと長いお付き合い。誰もが大変な時期ですので、私のお菓子を囲んでご家族でホッとする時間を持って頂けたと伺って嬉しかった。


今年の年末には海外赴任中の旦那様も揃って召し上がって頂ける世の中になっているといいなぁ、と心から願います。

幸い業務用でいろいろ選べることもあって、お菓子の生クリームにこだわりがあります。

ビュッシュ・ド・ノエルのホイップクリーム用には賞味期限が短い(=安全でおいしいものは大抵)シリーズを使っているため&夏に予約して頂いた方のピックアップ日をもとにスケジュールを立てたので、この日はチョコレートケーキしかご用意ができなかったのですが…他のケーキに負けないクリスマスらしい華やかさを!と、ココアクリームにブラックベリーを座らせて一保堂の抹茶をふりかけたサブレをアトランダムに配置して。


チョコレートケーキは黒がベースになるけれど暗い感じにならないよう、気持ちが休まるような森のイメージで仕上げました。

随分前から日本ではシュトーレンブームですね〜。でも、私は(立場だけではなく)なんといってもクリスマスはパネットーネ派です。


恐縮することに、Mさんからもお勤め先のそばのお店のパネットーネを頂戴して…最近は日本でも子牛の腸からとったパネットーネ菌を使ったホンモノのパネットーネが作られるようになりましたね〜。恵比寿のLESSには随分前に友人と行きましたが、ステイホームの日々でもまた新しい味を知ることができてよかった!


パネットーネはミラノの郷土菓子、本場で習ったリチェッタで私もいつか焼いてみたいけど、当時ミラノで一番のパン屋さんだったおじさんが教えにきていたのに、「今日は失敗だ」と言って終わったパネットーネだけに…

ハプニング体質ですし、オフは意外とぼーっとしているため、後で「え〜???」って思うできごとにもたまに出くわすわけですが、周囲の人に恵まれて気持ちが温まるできごとのほうが多いので、私も善意の輪?を繋げたくなります。


年末最終配達日には、お世話になっている業者さんたちにも焼き菓子のプチギフトを↓。「嫁が喜んでいました」などと好評でした。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

イタリア料理、西洋菓子、そして季節の和食。 田中玉緒の料理教室では、 日々の食卓をおいしく華やかに彩る料理をご紹介しています。 家庭のキッチンでリストランテや料亭の味を再現するレシピとテクニック 料理とワインのマリアージュ ヨーロッパ直輸入や日本各地の珍しい食材や調味料も使い方と合わせて紹介しています。 目にも舌にもおいしい特別な料理と食文化に出会う時間をご一緒しませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000