2021年3月のイタリア料理教室の料理写真まとめ その1
3月〜5月は春のイタリア料理の献立です。季節が変わったばかりの月は、使いたい食材が多くてホントに悩ましい。
まずは、今月初めて参加してくださる方もいらしたので、ハシリの富山のホタルイカを加えて、「お米のサラダ 2021」。2021年版も前回4年前?と同じく、でも、組み合わせを変えて、日本の春のおいしいもの、いろいろ加えて。
イタリアのInsalata di risoより、具だくさんにアレンジ。一度試食してみてから〜。
少し塩が足りなかったこともあって、冷凍庫のボッタルガをすりおろしてみてもいいかな?と、かけてみた。盛り付けに表情もでるし、菜花とも卵ともカラスミ合いますものね。
グリンピースは必ず入れようと思っていました。イタリアにも「Risi e Bisi」という青豆ご飯があるのですが、ピゼッリ(グリンピース)も季節を告げる食材だから。
日本のグリンピースは大粒ですよね〜。試作中、久しぶりにお喋りに寄ってくれたイタリアーナの友人が「Che grande!」と驚いていました。
「玉緒さんの仕事はなんでも計ることなんですねぇ」とコックさん一同に言われる習慣で、水に放って元気にする前にとりあえず菜花も計る。
豊洲の担当さんが、「田中さん、今日はいいのが入ったんですよ〜」と届いた筍、小さいサイズで手間はかかるけど、柔らかいしえぐみも少ない。
水煮にしたら、当然「筍ご飯」も炊きたくなって…あぁ、日本人でよかった。今年すでにもう二度も炊いてしまったのは料理を仕事にしている役得でした。
佐賀の友人から送ってもらったレモンの葉っぱで「スカモルツァのスピエディー二(串焼き/実際はおまけの一品でしたので「楊枝」焼きでしたが〜)」を。
南イタリア、アマルフィの食文化も合わせてご紹介して。
プーリアのチーズ「スカモルツァ」には、プレーンのほかにアッフミカータ(燻製)があって、どちらかというと燻製のほうがポピュラーです。
レモンの葉っぱ、たくさん送って頂いたので、香りが一層立つように後半はこんな感じでお皿にもして。
沢山準備するときはオーブン↑が楽だけど…
手軽に小さなフライパンでも焼くことができます。
スカモルツァだけフチが色づくまで香ばしく焼いても美味しい!
炭水化物が多すぎかな?と思ったけれど、例のもちもちチャバッタは簡単なので、チーズと一緒に一口試食で出すのに焼きました。お母様がパン好きだと伺っていたので、チーズと合わせて、半分は佐賀の友人宅に葉っぱのお礼で送って。
白&ロザート。
中問屋のワイン担当さんに選んでもらった赤2種は、ピノ・ネーロとスキャーヴァ、いずれも最後のイタリア旅行で訪れたトレンティーノ・アルト・アディジェのワインです。イタリアワインとしては昨今のトレンドのエリアでもあり。
そして、後半は気温が上がってきたので、赤を1種にして、ローマの水「フラスカーティ」を2種、マリアージュプランのかたには基本のワイン以外もメニューに合わせて楽しんで頂きました。
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