10月のセコンド・ピアットは
10月のセコンド・ピアットは「マルサーラ風味のポルペッティーネ」、イタリアの肉団子には、レーズン、松の実、パルミジャーノなどが入ります。今回は「葡萄の収穫」の写真を見て思いついたメニューだったから、レーズンは入れますが、生地には松の実を加えず。その代わり、パン粉の代わりにマルサーラとも相性のよい皮付きアーモンドプードルをまぶして香ばしく焼いています。
サルサ・ディ・ポモドーロで煮込めばおいしいパスタソースにもなる「ポルペッティーネ」、マルサーラ・セッコを1本ご用意いただければ、あとは身近な材料でいろいろアレンジして作れる家庭的なメイン料理です。
Googleで「polpettine al marsala」を画像検索するとよくわかるように(上位にでてくる画像が一般的な仕上がりです)、普通は見た目もごくシンプルな肉団子ですが、レッスンではソースに今月もきのこを加えてコントルノ(付け合せ)を用意しなくても栄養バランスもよい一品に。
また、ポルペッティーネの表面をフライパンでコロコロ回しながら焼いたあとオーブンで焼きあげると、挽き肉といえども「肉のセコンドだな〜」という感じになるのでちょっと古典をアレンジしてみました。とはいえ、煮込んだポルペッティーネのやわらかいおいしさも捨てがたく、レッスンでは2つの美味しさをご紹介するため、半分は焼き、半分は煮込んで、いずれも味わって頂きたいな、と思っています。ご家庭ではお好みのやり方で仕上げてくださいね。
挽き肉の配合にもこだわった美味しい肉団子、どうぞお楽しみに〜
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