秋茄子とツナのペンネ ダッテリーノトマトのソース
今月のイタリア料理教室研究科のプリモピアットは、「秋茄子とツナのペンネ ダッテリーノトマトのソース」、ペンネを茹でている間にささっとできるとっても簡単で便利なソースは美味しいトマト缶と塩蔵ケッパーが味の決め手!
ダッテリーノはイタリアで一番甘いトマトと言われています。サルサ・ディ・ポモドーロを作るのに普段は(北イタリアで料理を学んだ者らしく…)パッサータを使っているけれど、シチリア料理では茄子とレーズンを合わせたりしますので、「アグロドルチェ(甘酸っぱい)」のイメージで今回使ってみることにしました。レッスンではツナ缶を使って手軽に準備いたしますが、お刺身用の赤みの鮪(マグロ)や鰹を大きめのさいの目に刻んで作るとご馳走感がでて、おもてなしにも使って頂けます。
先週は冷え込んでいましたね。でも、またまた気温があがるらしいので、またコースメニューの味のバランスを考えて、大好きなトマト味のパスタにしました。茄子ばっかり食べさせているようだけど、ソースを吸ってくれるので便利な野菜です。茄子の代わりに、春〜夏はズッキーニやパプリカ、甘長唐辛子を使っても、また今の時期ならきのこを使って復習なさってもおいしいです。意外なところでアボカド入れても美味!
お取り寄せ特集などでも紹介されている「ダッテリーノトマト」について、今月ご紹介する輸入元「佐勇」さんのサイトからダッテリーノの説明文をお借りして記しておきますね。一年中そのとき一番甘いトマトを探しているトマトマニアのワタクシですが、フレッシュトマトはこれからしばらく受難の時期、ちょうどよいタイミングでおいしい水煮缶に出会えてよかったです。
「ダッテリーノ種は甘みが強く、酸味の少ない縦長タイプのミニトマトです。収穫量が限られており、イタリアでは高品質のトマトとして知られています。形が似ていることから「Dattero(ナツメヤシの実)」に「小さい」を表す接尾辞”-ino”を付けた「Datterino(小さいナツメヤシの実)」が名前の由来とされています。その品質の高さから特別な料理や高級食材と一緒に使用されますが、パスタやブルスケッタなど「ダッテリーノ」の強い甘さを活かせるシンプルな料理にも最適です」
復習はパッサータ+プチトマトでもできますが、ダッテリーノトマト、レッスン日のピックアップのご予約も承ります。
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