菊池農園の「三宅サンマルツァーノ」を使って
女子校時代の友人から紹介されて、三宅島のサンマルツァーノを初めて使ってみました。8月のレッスンのカラブリア風トマトソースに間に合うとよかったけれど、農作物の収穫はなかなかニンゲンの自由にはいきませんよね。今年で2年目の「三宅サンマルツァーノ」、2018年度のトマトは完売だそうですが、徐々に生産量も増えて皆様の食卓でも楽しんでもらえるといいな、と思います。
送って頂いたトマト三種をまず生で味見して、「さて何を作ろうかな?」と考えて、夏の疲れがでる時期ですし、最初はね、「パッパ・アル・ポモドーロ」を思いつきました。が、下段リンク先のストーリーを呼んで、三宅サンマルツァーノの立役者であるドリアン助川さんの思い出の味に近いものを作ってみました。
三宅サンマルツァーノは生でも普通の加熱用トマトよりおいしいので、表面だけグリルパンで香ばしくとろっとなるよう強火で焼いた「焼きサンマルツァーノのカプレーゼ」。仕事柄食べものだけは貴族の食卓、毎度のことで恐縮ですがw、お盆中の家にはたまたまブッラータしかなくて、モッツァレッラならぬブッラータで、焼いたサンマルツァーノには熱々のうちに塩をしっかり打って、チーズをのせたらバジリコちぎり、仕上げにオリーブオイルをたっぷり!で。
焼きサンマルツァーノが冷めてもサラダは美味ですが、ほんのり温かいうちに楽しむのがオススメ、簡単なので是非トマトを見かけたら作ってみて、来年は皆さんも三宅サンマルツァーノをご予約なさっておいしさを味わってくださいな。
意外や早稲田の先輩でもあるドリアン助川さんが、ニューヨークで暮らした3年間、あるレストランの定番メニュー「サンマルツァーノの照り焼き、サワークリームのせ」に惚れ込んだとか、そこからヒントを頂きました。「照り焼き」という味付けがいかにもアメリカらしいけど、グリルしたサンマルツァーノは甘くなるので、塩をしっかり打って甘塩っぱい感じはお揃いで!
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