2月のイタリア料理教室のメニューは

2月のイタリア料理教室のセコンド・ピアットは、久しぶりの「オッソブーコ・アッラ・ミラネーゼ」、南米からトマトが伝わる前から作られてきた伝統のリチェッタに、今のミラノの流行も取り入れて。


私はミラノで料理を習ったので、ロンバルディアの郷土料理「オッソブーコ」は思い出深いメニューです。教室をスタートした年のナターレのメニューにも迷わず「オッソブーコ」を選びました。


フィレンツェでの短期留学二回を終えて、苦労してやっと見つけた料理学校「La nostra cucina」@Milanoで、通って二日目に教えてもらったこのメニュー、「イタリアにはな〜んて美味しいものがあるのだろう!」と思わずに居られなかった。


つい先日誕生日を迎えたのですが、20代の終わりで「えいやっ」っとイタリア料理と西洋菓子の教室をスタートして、とうとう本当に四半世紀が過ぎてしまいました。最近はすっかり台湾マスターとしてお馴染みのワタクシですが(苦笑)、15の春から長いことイタリアに憧れて、紆余曲折いろいろあったけれど、夢が叶ってイタリアの食文化を紹介することを仕事にしました。


他国の大事な食文化。オッソブーコなどは、家庭での復習はオックステールなどで!となってしまうかもしれませんが(日本で手に入れやすい代わりとなる食材もご紹介しています)、レッスンでは一度は本場の味を知ってほしいと思って、仕入先もなかった浜町時代にも築地で肉問屋さんに仔牛スネ肉をわけてもらえるよう掛け合いました。あのときのカチコチに凍ったスネ肉は豪州産だったのかな、今となっては隔世の感あり、ですね。


北海道十勝でもおいしい子牛を育てているし、2年前から再びイタリア産の子牛肉も輸入されるようになりました、


ローマ贔屓、南にばかり行くようになった今でもイタリアを旅すると、私のイタリア語は「ミラノ弁」だとからかわれますが、本場ミラノで食べるオッソブーコとホントのホントに同じ味わい、どうぞお楽しみになさってください。

サローネトウキョウの樋口シェフに教えて頂いた食材「菊芋」、健康寿命を伸ばすのに適した話題の野菜のようですが、はるか遠く昔第二次世界大戦の頃からイタリアでも食べられてきた野菜です。

生徒の皆様の健康を考えて!、いやいや単純に甘くておいしいから、「菊芋のパッサータ」をスターターでご用意することにしたのだけれど、プリモのそば粉やチーズを加えた「ポレンタ・タラーニャ」は簡単だから、今が旬の渡り蟹を使って「渡り蟹のビスク」も作り、二色のスープに。

そして、残念ながら私には別腹はないため、食後のドルチェはフルーツを使ったものやジェラートが好ましいのですが、ベーキング熱再燃!もあって焼き菓子が続いてしまいますが、今月は、「トルタ・パラディーゾ」をドルチェにご用意しました。

マリア・カラスも(それこそ、作るのも食べるのも)好きだったといわれるロンバルディア州の郷土菓子「トルタ・パラディーゾ」、今回教えるにあたってイタリアーナの友人にアドバイスをもらってリチェッタをプチリニューアル。実にシンプルで、特別な型もいらない家庭向きのお菓子ですから、難しいことは何もないのですが、バターにひと手間かけるだけでこの美味しさ!

一口召し上がったら文字通り天国にいるみたいな気分になるはず!か、と。


「渡り蟹と菊芋の二色のスープ」「春菊のクロスティーニ」「ミラノ風オッソブーコ」「ポレンタ・タラーニャ」「トルタ・パラディーゾ」が今月のメニュー、単回でのご参加も承っています。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そしてWASHOKU。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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