長い連休を終えて…

個人アカウントとは違って、教室のFB頁では「過去のこの日」もでてきませんし、フェイスブックのTLはただただ書いては流れていくもの。「和食に合わせるイタリアのオリーブオイルの特別講座」当日のこともBlogにも書き残しておきたいけれど。


ぼーっとしている間に連休も終わってしまいました。


トップの写真は和食とオリーブオイルのレッスン週のテーブル花、家飲みワインと共にインスタにあげたところ、お知り合いのカメラマンさんが、「典雅!」とコメントしてくださって…(インスタは公開設定なので転載OKかと思います)、なんとなく意味合いはわかったものの思わず「典雅」をググった語彙の欠如でしたが、「整っていて上品に美しいさま」と。


なんて素晴らしい褒め言葉なのでしょう。


本当に「真のガテン系」の日々なので、花屋さんで花材を選んで適当にいけている時間や仕事や家事の合間にふと花を眺める瞬間が唯一の息抜きです。


そんなことをコメント返ししたところ、「俺たち意外とガテンで乙女な世界ですよね笑」と…まさしく!

友人には「日持ちがしない!」と酷評されているw近くの花屋さんですが、ミニブーケ以外は頑張るものもありまして…水揚げが難しいときもあるクリスマスローズもナン週間もっているかしらん?

この薔薇も、たまらない色合いに惹かれて連れ帰ってきたものの、たくさん花をつけたスプレイでしたので、すぐにだめになるかなぁ、と思ったけどがんばり屋さんでした。

大昔、特別なコネクションもないし、大卒就職後ゆえに料理人としてのスタートも遅いし、いつの日か本当に料理の先生になれるのかしら?と相当不安に思っていた頃、恩師F先生のご紹介で新宿の占い小屋のようなところに悩める友人と一緒に行ったことがあります。


「大丈夫。君は上品だから料理研究家になれるよ」と肝心のタロットとは全く関係ないことで太鼓判を押されたけれど、気取るということではなく、どんな生き方を選んだとしても人としての品性のようなものは大事だなぁとつくづく思う。花たちにもそんな気持ちが伝わっているのかな。


で、なぜ、広島焼きなのかは広大な私の宇宙で、分かる人にはわかるかも。

もう少し時間を置いてから書きたいと思うけれど、持病がおありだったとはいえ、まだ40代でいらした生徒さんが亡くなったことをご家族から伺ってからというもの、日にちが経ってもふとした瞬間にさびしくなります。教室の近くにお住まいでらしたので、近所を歩いていても、穏やかでいつもニコニコ可愛いらしい方だったYさんのことをいろいろ思い出す。


で、お彼岸もあって、いつまで寒い春に体調をまた崩したり、そのうち母の日もやってきて…でも、連休中は楽しいお誘いも多くってなんとなくソース味にも励まされつつ笑、日常に戻って料理をするとそれはそれで楽しいわけで。

20代前半の悩める日々を救ってくれたのはイタリアでしたが、両親が亡くなってプライベートで大変な時に、おいしいお茶にやさしい味わいの台湾料理、温暖な気候、何より暖かい台湾の人たちにずいぶんと気持ちを助けてもらいました。


大抵荷持が少ないせいか、イタリアにいても台湾にいても(イギリスやポルトガルにいてすら…)彼の地の人々からは「その辺からやってきた」と思われがち。「(こちらに)住んでいるのか?」と必ず聞かれますが(笑)、流石に台北でよく行くお店の人たちは日本在住を知っていて、笑顔とともに、「お帰りなさい」とか「お久しぶり〜」と日本語や英語で迎えてくれて訪れる度にホッとします。


社会復帰一日目の連休明けもずっとキッチンに立っていましたが、作業のほかに考えなくてはならないことが多すぎて、ないアタマを使ってちょっとくたびれて。今年こそはイタリア復帰で、台湾卒業!を生徒さんたちにも明言していたのに、ひょんなことから春も再訪した台湾の思い出を休憩に脈絡もなく少し綴ってみました。


これはもういわゆる現実逃避に他ならないわけですが(苦笑)、旅日記も時間が経つと書けなくなるから、少しだけメモ代わりに。東京は忙しい街、写真で振り返ってみても、台湾でのんびりしてきたことがもう何ヶ月も昔のことみたいです。

今回の旅でもっとも印象的な出会いは、高雄の小籠包の名店のレセプションのお姉さん。

手が空いていそうなときに、ちょっぴり我儘なリクエストをお願いしてみたのですが、ニッコリ快諾してくれて。お会計の際には金額を日本語で伝えようとトライして、間違えた途端に恥ずかしそうに吹き出して私の手をぎゅっと握って。


記念撮影してきました。

墾丁でも、初めて会った方なのですが(笑)、赤と黄色の派手なコンビネーションで記念撮影。


本来はロビーのカフェメニュー「牛肉麺」を、他の料理も頼むので落ち着いた感じのレストランで食べたいと希望した私たちの席の移動も気持ちよく手伝ってくれて。しかし台湾の方たちは、カメラを構えると皆さん距離が近くて、何処でも旧知の仲みたいに写ってしまう(笑)。

台南でも。時間でチャーターした運転手さん、すごく早口で英語を話す台湾には珍しい相当なせっかちさんでしたが、大混雑の周氏蝦捲でもお店のかたにテラス席を作るよう頼んでくれたり、普通のツアーでは見られないような(しかも空いている!)観光スポットにも連れていってくれて…また会いたいな。

庶民的な小籠包のお店や小さな市場もあって、お洒落雑貨店やお洒落カフェが並ぶ富錦街には緑も多く、ちょっと欧州的な街並でもあって、台北で定宿周辺の次にお気に入りの場所。


とにかく完璧な西洋かぶれで育ってしまった私の台湾は、やっぱり、昔からのマニアの皆様が愛するコテコテの台湾とはちょっと違っているようです。

で、その辺もよく理解してくれているリンちゃんが、眠る前に思い出して(笑)選んでくれた高雄のホテルも小さなアートに溢れていて。

ハプニング体質なので、最近は旅の準備も慎重に進めているつもりですが…前回の端午の節句に続き、今回は全国中学体育大会(って流石にそこまでは掴めませんよね…)に当たってしまい、リンちゃんのホテルは系列店含めて満室で…でも、予約してもらったホテルも場所も便利だし、スタッフの方たちもよい感じでした。

すっかり台湾南部にはまってしまい、台北で過ごす時間が短くなりがちだけど…生花に溢れた台北の定宿に戻ってくるとホッとする。

台北での食事のチャンスは二回だけ、のはずでしたが、朝ごはんを二度食べたので(笑)、最終日のランチは軽めに近所で済ませることに。


定宿から徒歩4〜5分、地元の人たちでいつも賑わう通称エディの店、おいしい焼きまんじゅうには化調が相当効いている気がしますが(苦笑)、刀削麺で作った涼麺もさっぱり、筍たっぷりの酸辣麺も美味しかった〜。

富錦街の涼麺ももう一度食べたいと思っていたので、ここで台湾の涼麺を食べられてラッキーでした。刻んだピータンもたっぷりのっていて、とにかく麺が美味しい。


墾丁のグロリアマナーの予約を通じて知り合ったリンちゃんに絵葉書をもらったときは、すごく遠い存在だった彼女の地元高雄の美麗島駅。


世界で2番目(2番め、というのがご愛嬌で…)に美しいと言われるこの地下鉄駅も、今やミラノのチェントラーレ並に親しみをもって迷わず一人で行けそうです。リラックスには治安がよいことも+していると思うのですが、台湾のゆるさに慣れてしまうと、ローマやミラノでどうやって一人でバスや地下鉄にのっていたのか?と訝しむくらい。

高雄でおいしい夕飯をとった後、リンちゃんのガイドでお腹ごなしの散歩をしたのは六合夜市と並行しているアーケード。雰囲気としては浅草×横山町?


衣料品や靴、バッグなどのお店が中心ですが、アーケードに並行した路には食べものの屋台も出ています。靴でもナンでもとにかく破格のお値段ですが、洋服はかなり謎めいた品揃え、「リンちゃんも普段こういうところで服を買ったりするの?」と聞いたら、「買わない(笑)」と即答。


ホテルからアーケードで傘なくとも濡れずにいかれるし、雨だからブラブラするのに良いと思って連れてってくれたのですね、きっと。


しかし、なんと、自分でもびっくりすることに私はココで買い物を!

買い物嫌いも飛行機が揺れるとストレスで機内販売の購入に励みます。大抵何かしら飛行機の中で買う。


得意の断捨離のあとで手持ちの旅行用バッグを処分してしまったから、空港(→寝坊により時間なし)か機内で軽そうなバッグを買おうと思っていたら、カタログにあった第一希望は中距離路線のみで、第二希望は早々に売り切れ!で。


で、初日の高雄で「まさか、この商店街で?_」というこの地元密着型のアーケードで、「M〜に見えなくもない」というバッグを選びました。最初に見たカバンやさん↑はまだ洒落ていて、モノクロ水玉ちゃんを選んだお店は相当雑然としてもっとものスゴイ品揃えで…「あの混沌としたバッグの山の中でこれをパッっと見つけることがすごい才能!」とタビトモHやんもびっくり!

台北の青山に戻って、お手柄のバッグを自慢するの図。

150元(600円弱)だったということは…帰国便で再び機内販売のカタログを眺めつつ、「まぁ、このバッグが10個も買えるわね」とつぶやいたら、私よりはずっと数字に強いHちゃんが、「10個どころじゃない、40個は買えるわよ」と尖く指摘!


なんていう、つまらない、日常生活の延長のような出来事も、旅先の思い出として記憶に残り、思い出してもクスっと笑える。


疲れた夜はいつも眠りにつく前に、いつだって帰りたい場所「墾丁」の海と山の写真を眺めるのですが、高雄からもあれだけ遠いのに二度も訪れた墾丁がとびきりお気に入りの場所になったのは、リンちゃんとの出会いや、二度ともまさかの傑作だった地元のオプショナルツアーで知り合ったガイドさんたちとの思い出のお陰、私にとっては旅の魅力も結局のところは人なんだなぁ、と思います。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そして和食。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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