謝謝台湾2019年8月 お気に入りのスパイス馬告(マーガオ)
きゃべつが旬というわけではないけれど、来週のレッスンでイタリア料理クラスの皆様にも、お気に入りの台湾のスパイス「馬告」とオリーブオイルで作るドレッシングを使った簡単な一品をおまけのメニューで紹介したいな、と考えています。
仕事とは関係なく個人的にBlogを書いていた頃、ネットを通じて知り合ったAさんからのサマーグリーティングで、台湾先住民の皆さん愛用の独特のスパイス、「馬告(マーガオ)」を7月にサプライズで送って頂きました。
台湾マスターも不勉強でAさんのBlogで初めて見かけて興味津々、すぐにコメントしてしまった。結果、なんだか督促したみたいになってしまいましたが、「レモングラスと生姜の香り+山椒の味わい」といえばもう好きなものばかり、「次回訪台の際は必ず買ってきます!」と思わず。
アジア通でらっしゃるAさんに実際お目にかかったことはないけれど、まだ両親のもとで一家三人&犬の弟でのんきに暮らしていた当時、Blogにバースデーメッセージを頂いて、いつのまにかかれこれもう随分と長いお付き合いになりました。
プライベートBlogで話題にした港口茶を、初墾丁で買ってきて少しお送りして以来、たまぁにポストに入るくらいの小さなおいしいものを送り合っています。SNSの弊害ももちろんあるとは思いますが、こうして適度な距離を保てる良い縁をつなげてくれることもある。
で、台湾土産のおすそ分けに預かった「馬告」。嗅いだ途端に、「わ〜、まるでレモングラスみたいな香り!」と驚いて、富錦街のFUJIN TREEの「日日辣油」みたいな辣油をこれで作れそう!と思いつき。
しかし、ちょうど先週この富錦樹が、日本初上陸でコレド室町に入るというニュースを知って、嬉しいようながっかりなような…日日辣油もきっともうすぐ日本でも買えるようになりますね〜。
ちなみに日日辣油はレモングラス入り、馬告を入れたのは勝手なオリジナルです。
謝謝台湾講座で紹介した馬告の香りが爽やかな「日日辣油風の手作り辣油」には、(レシピは修正しましたが、一味唐辛子が効きすぎてしまって!!)台湾のエシャロットベースの調味料も加えてみました。書き忘れてしまったのですが、XO醤とか、家にあればそういうおいしいものを加えてもマイルドになって美味。
今回の手作り辣油の配合は材料も少なくて、小さなフライパンや小鍋で簡単にできるので、香りがよいうちに使いきれる量でレシピを出しました。焼き小龍包だけではなくて、水餃子やワンタン↑に辣油も美味しい!
で、最後に再び話は戻って「馬告(マーガオ)」。
高雄のリンちゃんがネットで調べてくれた台湾の料理レシピが粒ぞろいで、簡単でおいしそうなものばかりでしたので、レッスンとは関係なく早速次々作ってみたわけですが…「馬告鶏湯」↑も美味しかった〜。台湾が誇る電鍋はもっていないので、圧力鍋で10分で完成!
中華風蒸し魚に馬告も、間違いなくおいしそう。
冗談ではなく、馬告料理の特別レッスンを設けたいくらい。レモングラスの香りと、唐辛子ではなく山椒の辛さが好きだからかな、馬告、本当に気に入ってしまいました。
そうそう、謝謝台湾講座の最終日にやっと、りんごの話もできました。季節外れのNZミニリンゴをテーブルに飾ったのは、「台湾のかたは日本のりんごがすごく好き!」という話にもっていくつもりでのことだったのに、料理の説明ももちろん、台湾に関してもお話ししたいことがたくさんあって、時間切れもありましたし。
りんごは無事一つずつ私のお腹の中におさまりつつありますので、4回のレッスンでたった一度しか話題にのせられなかったとしても、決して無駄遣いではなかったと思いたい(苦笑)。
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