2020年3月のプリモ・ピアット「白アスパラ・菜の花・ゆで卵のパスタ 薔薇仕立て」

今月はセコンドの肉料理がとても簡単なので、プリモは以前から作ってみたかった「薔薇仕立てのパスタ オーブン焼き」をご紹介しました。


グラタン皿に1人分ずつ小さく作ってもよいし、フィリングを工夫すれば可能性はいろいろ、イタリアの雑誌でロビオーラというチーズを使って、ビエトラとロマネスコ(ブロッコリー)を散らして作っているのを参考に旬の食材を使ってアレンジしました。


もとはといえばカネロニをイメージしたメニュー、器にベシャメルソースを敷いてからパスタで作った薔薇を並べて、食べるときにはトマトソースを添えてサーヴィスします。

二種のソースのリチェッタは最小限で作りやすい分量です。ベシャメルソースの量は器のサイズによるところもありますし、お好みで加減してくださいませ。

カネロニ同様リコッタを使おうと思っていましたが、今月は牛乳応援で、「手作りリコッタ」のレシピもつけてご紹介。

インスタントラザーニェ、水に浸けて15分ほどでやわらかくなります。急いで作るときにはぬるま湯に浸けて。

レッスンでは、牛乳で手作りしたリコッタとイタリアのリコッタを半々で使いました。リコッタはやっぱりおいしいですし、イタリアも応援したいから。

乳製品のタイムを合わせるのもイタリアらしい組み合わせなのですが、バジリコ刻んで加えてもまた違った感じになって美味しいですよ。

菜の花をオリーブオイルでさっと炒めるひと手間でコクが加わって。


ブロッコリーも、指先でつぶれるくらい柔らかめに茹でることもポイントです。野菜のテリーヌと同じく、野菜の下茹でである程度しっかり塩味をつけましょう。

すでにおいしそうだけど、焼く前の状態です↑。


ここまで前日準備しても大丈夫なのでおもてなし向き。


ブロッコリの茎の中心部も甘いからコロコロに刻んで入れています。


丸形にこだわらずお手持ちの耐熱バットでもOK、グラタン皿で銘々用にも準備できます。

1リットルの牛乳でこのくらいのフレッシュチーズができます。

水を切りすぎたら乳清を戻してやわからくして。インド料理の講座でおなじみのパニールみたいなもの、牛乳が余ったときにもチーズにしちゃうと食べきりやすく便利です。

ホワイトアスパラはフリットにだけ使う予定でいましたが、下茹でしてパスタにも。

輸入ものを使うときは風味づける皮は半分くらいにしています。普段は(日本人らしく)野菜の歯ごたえ重視なほうですが、白アスパラはどんな時でもやわらかめに茹であげて。

大変な時こそ食事のときくらいは明るい気持ちで過ごして欲しいと、3月といえば!のミモザカラーにしたくって、ゆで卵も散らして。

巻くのに慣れてきて、だんだん具だくさんになる傾向が…最終日は紀ノ国屋のベーコンではなく、生ハム散らして。



元ネタの動画です↑。



ミラノで通った料理学校IPCA が版元でもある料理雑誌が出典、どんどんアレンジしちゃうけどビーツを使ってまさに薔薇色の焼きパスタも作ってみたいと思っています。

イタリアの皆様よりは几帳面とされる日本人なのですからね、本家本元より薔薇っぽく仕上げられるかなぁと踏んでいたわけですが…そうでもなかった(苦笑)。でも、あまり精巧に作りこまないほうが食べ物らしくて美味しそうかな〜と思います。


先週6台仕上げたけれど、最初に作ったもの↑からさほど進歩がないですね〜。出来栄えが安定しているともいえる???


そうそう、簡単にできる「パルミジャーノのカリカリ」は、セコンドではなく、このパスタにのせてもアクセントになって美味しいなぁと思いました。

すでに作ってくださった方もいらして嬉しい限り、他の方も是非復習してみてくださいね。

パスタ皿にトマトソース(お気に入りの市販品でもオッケーです)を敷いておき、大きなスプーンで盛り付けます。

余ったものを後でチンして食べても充分美味しいので、先週は毎日これが私の主食でしたが、野菜たっぷりで消化もよく、ベシャメルだけ、トマトソースだけ、両方添えて、とその時の気分で食べると飽きがこない。家庭料理らしい、よい料理だなぁと思いました。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そして和食。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

0コメント

  • 1000 / 1000