2020年3月のイタリア料理教室のドルチェ マリトッツォ その2
今月のドルチェはマリトッツォ、本来は朝食やちょっとしたおやつにBARで食べるローマの菓子パンをまん丸ミニサイズ(写真はリチェッタのパン生地30gで成形しています)にしてご紹介しました。
雪降る土曜の最終レッスンではトライしてみたかったアレンジ、桜の塩漬けをトッピングして!桜あんぱんっておいしいではないですか?そのイメージで(笑)作ってみたかった。そもそも少人数制の教室ですが、リスク回避もあって今月は定員を減らしたこともあり、またご欠席も多かったため食材も余ってしまい、土曜は臨時開催でしたが、生徒の皆さんにも好評でしたよ。
早く世界に日常が戻って、イタリアの皆さんにも、私の桜マリトッツォを食べて欲しいな。
オレンジならぬレモンの皮のすりおろしをたっぷり入れたマリトッツォ用のブリオッシュ生地。卵黄&バターたっぷりのブリオッシュと違って、全卵&牛乳、控えめのバターでカロリーも下がりますし初心者でも作りやすいです。
朝起きてまずはパンを捏ねてから、一次発酵で生地を休ませている間に、掃除やらお化粧やらいろいろ(笑)。
若かりし頃はチェーンパンイーターと言われたくらい、おそらく人生でパンを食べすぎてしまい、最近は、ご飯、お味噌汁、温泉卵、海苔とかたまに塩鮭という旅館の朝みたいなものが朝食の基本なのですが、食べたくなって家にパンがなければ(普段は前日冷蔵庫で一次発酵させて)ぱっと焼きますし、お菓子も作る。製パンのプロとはいえないけれど、日常のことなので、私はこのレベルで満足。
時間がある、こんな時こそ、パン作りに挑戦もいかが?という気持ちを込めて、市販のブリオッシュを買う予定でいましたがリチェッタつけました。
塗り黄身も「もっと真面目に丁寧にやったら」と言われてしまいそうだけど、今回は粉糖ふるので手早くぱぱっと!
土曜の朝焼いたパンはレッスン用とホワイトデーギフトを届けてくれた江部シェフに、コルテジーアさんへの差し入れのマリトッツォにして消費して、火曜日の朝もまたまたパンを焼きました。続けて焼くと手早くなるから、どんどん綺麗に楽に作れるようになりますものね。
ランチに伺ったアルポンテさんへの差し入れには原シェフの好物ヌテッラをたっぷり詰めたマリトッツォを、ご一緒したオリーブオイルソムリエの知子さんにはご家族での朝食用にパンだけ多めに持参して。
新芽にしては?と先月から謎に思っていたブルーベリーの枝のすずらんのようなもの。
やっぱりブルーベリーの花なのでした。普通は4月に咲くそうですが、暖冬でしたし、とにかく日当たりがよいベランダなので早く花がついたのですね〜。
犬がいた頃も初期ツイッターやインスタで代わり映えしないマロンの写真を毎日あげていたけれど、歴代の飼い犬たちのことは殆ど写真を撮ったりしなかった。カメラより手軽に撮れるスマホの発達も大きいけれど、マロンの場合は重症の心臓病患者でしたので、「元気にしていても突然死の可能性がある」と獣医さんから注意されていたからなのかなと思います。
毎日こうして花を撮ってしまうのも、日々表情が変わるということもあるけど、やっぱりね、「花の生命は短くて」は本当だから。
食べものも然りなのかな。
消えものだからいいという部分もあれど、できたての様子をつい一枚パチっと残したくなってしまう。
生徒さんにおすそ分けしてもらった八丈レモン、皮の色も多少オレンジがかっているけれど中もやっぱり。そして、酸味がマイルドなんですね〜。
レッスンでは、皮のすりおろしには瀬戸内レモンを使っていますが、こちらも皮まで使える安心レモンだそう。生徒さんはリモンチェッロを作る予定だそうで、このコロナ騒ぎでホワイトリカーの価格が倍以上にあがってしまったことの、相談にのったお礼だったのですが…
25年とちょっと、食べ物を扱う者として当たり前のことですが、衛生面で問題を起こしたことはありません。夏場はもちろん、ノロの季節にはそもそもいつもそこら中に殺菌スプレーを置いている私も少し心配になって、中問屋さんのホワイトリカーを1本買いましたが、八丈レモンのリモンチェッロ、おいしいでしょうね〜。
教室にカウンターカバーがきて早2年、2018年の3月14日、ホワイトデーにちょうど搬入だったのだなぁ、とFBの個人アカウントに過去記事があがってきて思い出しました。
先週たまたまオリーブオイルを朝買いにきたジュリーと生徒さんがすれ違ったのですが、皆さんも(最初の一品の試食が便利になりましたし)素敵なカウンターを気に入ってくださっていて…家具は大きな買い物、デザインのセンスや技術はもちろん、メンテナンスも含めて、信頼できる友人が家具職人でよかったです。
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