ヘアサロン マグノリアにアランチーニの差し入れを

手作りの和牛すね肉たっぷりのビーフシチューベースと野菜たっぷりの白ワインベース、2種類のミニ・アランチーニを先週金曜の営業前にマグノリアのスタッフの皆さんに差し入れました。


教室のFB頁に書いたのですが、私の文章のクセのせいもあってなんだかちょっとした美談みたいになってしまって恥ずかしい、すみません(苦笑)。FB頁は教室再開の目処が立つまではお休みしようと思っていますので、開くたびに目に入るのもナンですし、blogに移して(結局はこの美談?を)残しておきます。

”さてさて、時間があるので、こういう状況になってから気になっていたのにできなかったことを日々少しずつ。今日は長いことお世話になってきた近くのヘアサロンに差し入れ。マスクはしていても食材ピックアップの生徒さんにお会いする機会もあるし、自分の判断で外食もヘアサロンも我慢していますが、連休になったら、いつも担当して頂いているオーナーIさんへ感謝の気持ちも含めて、若いスタッフの皆さんへの応援で何か差し入れたいな〜ってずっと思っていました。


「差し入れ」といってもスタッフ2名をピックアップに派遣してくださったので、玄関先でぱっとアランチーニを詰めた袋を渡しただけなのですが、すごく恐縮されているようだから、「皆も今にわかると思うけど、私のような年齢になると、若い人たちを励ましたくてこういうことがしたくなるのよ〜」と笑わせようと思って言ったのに、先週もちらっと打ち合わせにみえた女性スタイリストさんが、「今日のこと、自分がもっと大人になっても決して忘れません」と少し涙ぐんでしまったようにみえたから、ただでさえ涙腺が弱い私もじわっときて、でも、流石になんとか切り替えて。


牛スネのラグーの予定がいろいろあってアランチーニになって、久しぶりにやまと!たくさん丸めて揚げましたが、やっぱり料理を作るのが好きだから(>食べるより、なんです、実際のところ)、喜んで食べてくれる人がいてキッチンに立てるのは自分の幸せでもあるのですよね。「表参道にもアランチーニが届きました!」と支店スタッフの笑顔の写真がLINEで送られてきて、私も日々たくさんの人に助けてもらって過ごしているから、(かな〜りマイペースなりに)バトンを回せたような気がしてよかった”


と、まぁ、こんなできごとでした。


マグノリアを見つけたのは偶然のこと。表参道はヘアサロンの激戦区ですが、マロンがいた頃犬の散歩コースBでたまたま見つけました。ペット禁止のマンションに事情があってひきとったマロやん。近隣のかたにはお断りして大目に見てはもらっていたけど、世を忍ぶ身ですから早朝や仕事を終えた夜遅くに散歩することも多かった。


心臓が悪いクセに散歩狂だったマロン。いつもはお決まりの(ベリー)ショートコースで済ませていたけれど、彼の調子がよくて私も時間がある日はコースBを選んで根津の脇まで(ワンちゃんも、たまにルーティン替えて散歩するのが脳に刺激でよいと友達に聞いていたので)。


すると、昼間は気づかなかったのにリストランテ「フリック」のあったビルの地下から明かりが漏れていたから、「なんだろう?」って覗いてみて、「ここにもヘアサロンがあるんだ」って気に留めた。


若いうちはたまにヘアサロンを替えますよね。私もそういう時期もあったし、担当スタイリストさんがなぜかよく海外で働きたいと移住してしまい、必然的に替えねばならないことも3回!ありました。ある程度大人になるとサロンジプシーもしなくなるものだけど、マロンが亡くなった2011年(震災の年なので覚えやすい)、なんとなく気分を替えたくてマグノリアに通い始めました。


マグノリアにはカスタマー向けのシーズンカードというありがたいサービスがあって定額でトリートメント付きシャンプー&ブローに何度でも通えます。以前岩上さんから「お客様の髪のコンディションがよくないと、僕らとしてもデザインをイメージ通りに仕上げてあげずらいから」というお話を伺いましたが、現在の私のようなショートヘアさえ、やっぱりサロンでまめにトリートメントをしてもらうと違うものです(行く時間がないとわかる)。


仕事が重なってボロボロの日もトリートメント&シャンプーブローに駆け込んで、時間がない日は30分!でなんとかニンゲンにしてもらってきました。また、いつぞやベンリナーでざっくり指を怪我したときなどは毎日シャンプーに通わせて頂きました。シャンプーの皆もいつもとても感じがよく、「介護でもないのに日参しちゃって〜」「いえいえ、せっかく近いんですからどうぞ毎日来て下さい」と気持ちよく迎えてくれて。


代表の岩上さんはとても忙しいと思ったので、インスタで繋がっていた女性スタイリストのちなつさんにメッセージ欄で差し入れの話をもちかけて。


2店鋪あるし青山店はリニューアルしたばかり、個別包装しておけばスタッフルームで各自食べられるものなのか、その辺もよくわからなくて。後日岩上さんの許可をもらって打ち合わせにみえた彼女からは、メッセ欄で「田中さんに先に人数をお伝えしておいたほうがよいと思いまして…」と。


サイトで紹介されている以外にも新入社員のかたもいらして大所帯。お菓子より食事になるものがいいな、と思っていたから、当初「誰でも食べやすい味わいを」と妹分たちからも絶賛されたビーフシチューをパスタソースのように仕上げて、乾麺1本ずつつけてセットにして渡そう、と思っていたのですが…和牛すね肉、1.9キロのブロックを買ったけど、微妙にちょっと足りなさそうな。


「わぁ、大勢なんですね。もしかしたらマフィンみたいなものになってしまうかも」「いえ、もう、お気持ちだけでも充分嬉しいので」と。


ちょうど佐賀の友人から「お米を送りたい」というメッセージをもらっていたので、「図々しいことだけど、1人暮らし用というよりは少し多めに送ってもらえるかな?」とお願いし、予算が少々足りないぶんは手間をかけ、お米のアランチーニにすることに!


届いたヒノヒカリと、同じくらい大きい業務用のパン粉。まずはパン粉をFPにかけて細かくすることからスタート。


そら豆も送って頂いたので、野菜たっぷりも一つ作ろうと思って。

久しぶりの大量調理なので体調をみながら無理なく、と思っていましたが、佐賀からお米をすぐに送ってくれたから、「励ましは早いほうが」と炊きだして。


うっかり注文を忘れて家にデイリーな白ワインの在庫がなく、名残惜しさに涙しつつ(笑)パーラのSTELLATOをリゾットに使い…


ビーフシチューは人数を聞いて、「わ、足りない!」と思った時点で、肉とソースにわけて冷凍しておきました。


アルデンテでよいリゾットといえども、デミグラスソースのような濃度の水分を最初から加えると米は上手に炊けないので、ビアンコでスタートしてからソースを加える。お米もおいしくなるように、肉の半分は最初から加えておく。

牛すねの煮上がりをビニテをした手でほぐして。

だいたい炊けてきたら、残りの肉も加えて。

一番大きな鍋というかディープパンで炊いたけど、最後にチーズとバターを加えて混ぜたらやっぱり溢れてしまった。

炊きあがりを計って、何グラムに丸められるか考えて(死活問題!)。

早く冷ますためにバットに流し、ラップをして急冷。

夜になって「予定通りのピックアップでお願いします。順調です〜」と試しに揚げたアランチーニをフォークでサクッと割る動画をちなつさんに送ると、「お写真とってもおいしそうです〜!サロンで歓声があがりました」と聞いて、差し入れる前から嬉しくて。

翌朝、準備してあった野菜を加えてビアンコでまた炊いて。日本米で炊いていても全く重湯みたいに溶けてないでしょ?サイズの関係で今回はお値打ちなこんな鍋で炊いているけど(笑)混ぜ方やブロードの足し方にコツがあります。リゾットはお米のプチプチ感を生かして炊き上げるように。

まずはリゾットをボールに丸めて冷蔵庫で冷やし、パン粉つけて(左)また冷やし、卵液くぐらせれパン粉をつけて(右)また冷やし。

そうするとまん丸なアランチーニになります。


差し入れといっても、イタリア料理は仕事にしていることだからここまでしているだけ、こんなに丸くしなくても味は変わりません。お弁当代わりにもよいので、お家でもたまには作ってみてくださいね(たくさん作ったら、揚げる前の状態で冷凍ももちろんできますが、揚げ油を使ったときに全部揚げちゃってラップにひとつずつ包んで冷凍しておくのも意外と便利ですよ)。

スタッフには男性も多く若い人が多いからカロリー上がってもいいと思ったし、ボリューム出すのに3つずつにする予定でしたが、睡眠時間確保を考えて少し大きめ2つに変更。


いつもだったら全部にリボンをつけるのだけど、差し入れですしECOにて失礼して、各サロンにひとつだけリボンつきをセットして。

はじめはヘアサロンの名前を特に書かなかったしblogに残すつもりもなかったのですが…YOSHIKIさんとは到底比較にならないことだけど、「売名行為といわれても」という記事を読んでもっともだな、と思って。


当日送られてきて嬉しかった上記LINE↑、転載了承済です。「全然大丈夫です。むしろ使ってください!!」とのこと。通い始めた頃は青山店でシャンプーをお願いしていたかよさん(右)も今や、「かよのスタイリングに憧れて入社した」という若いスタッフもいるくらいで、SNS発信も頑張っているちなつさんの素晴らしい成長もそうですが、若い人たちが夢に向かって日々頑張っている姿は素敵ですよね。

食材ピックアップの生徒さんとお目にかかる日と2日は空けるようにして、急な打ち合わせでしたが、出勤前のちなつさんに朝食で出した塩トリュフパンの卵サンド、マスク着用でお話した私も終わってから同じ朝食を食べました。


ちなつさんにはグレーヘアのお客様も多く、プレシャスなどでも素敵なヘアスタイルを提案されています。まだこのときはサロンもやっぱりお客様は少ないとのことで、自営が長い私の半生を取材?され、少し女子トークもして。


たくさんの若いスタッフを抱えての自粛営業中、サロンに来られない間の髪のお悩みをご相談くださいとのことで、サイトではサロンのゲスト以外の方の質問も受付ていらっしゃいます。きっと皆仕事ができることが一番なのですよね。私も打ち合わせの日にちなつさんに自宅でのリタッチのコツを教えてもらって、ピックアップにいらしたときには成果をお見せしましたよ。


また、岩上さんが差し入れピックアップのスタッフに託してくれて、お礼にサロンのシャンプー&トリートメントを頂戴しました。自分もスタッフを抱えていたことがあるのでお気持ち少し理解できるのですが、労働時間の長い職場で一緒に過ごすワカモノたちが喜んで元気になればオーナーはそれが一番嬉しいものですよね。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

南青山で楽しく学ぶ、 おもてなしイタリア料理、西洋菓子、そして和食。 家庭のキッチンでレストランに負けない美味しさが生まれる とっておきのレシピを教えます。 いつものおかずがおもてなし料理に変わる、季節の和食のレッスンも! 日々の食事やおもてなしを、もっと美味しく。

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