週末は「魚介のラザーニェ」を
5年前のナターレのレッスン・メニュー「魚介のラザーニェ(Lasagne ai frutti di mare)」、久しぶりに自分も食べたくなって、週末ご希望の生徒さんとシェアすることに。
これもまた、銀座オステリア・ダ・カッパの磯貝シェフのメニューですが、目下シェフには「借り97(=生徒さんに手伝ってもらっても、一生かかっても返せないかも…苦笑)」の「ゴルゴンゾーラのバスク風チーズケーキ」とは違って、イタリアのリチェッタを参考に自分でだいたい見当をつけて作ったもの。
イタリアーナの友人のご家族に持ち帰ってもらえばいいと思って、試作から立派に焼き上げた大作、パチっと撮った写真↑を思わずシェフにもすぐ送ってしまいましたが、コメントを打ち込む前に「魚介のラザーニェですか!」「豪華ですね!」って、プロに褒められて嬉しかった記憶が蘇ります〜
でも、「ナターレのレッスンで教えてみたい」とお断りした段階で、お店ではベシャメッラにも魚介のブロードを加えていることとか結局いろいろ教えて頂いちゃったのですけどね。何しろ、サスエの鮮魚VS冷凍シーフードミックスを使っての再現!なので、それにしては頑張った味わいだったかな。
クリスマス仕様でしたので、盛り付けにはぺぺローザ(薔薇胡椒)も。
今週末の再現に立ちはだかる難題は、当時使ったムール入りの冷凍シーフードミックスが今は買えないこと、日本のムールはこれから2ヶ月くらいが旬だから、やっぱりここに一手間かけるべきか…
普段は魚介が多い食卓にみえますが、最近はずっと肉も魚もいずれも好きです(しつこく書くけど、身体を冷やすしよくないとわかっていてもフルーツが突出して好きなくらいで、野菜も適度に好き)。ただし、魚の匂いに神経質でおいしく食べられないこともあるから、どうしても外食は肉料理になってしまう。で、衛生面も含めて、魚介も安心して食べられる、となるとやっぱりたまの外食は比較的交通の便がよい(コロナ前から家から遠いとなかなか…なのです…)ダ・カッパに脚が向いてしまうわけですが。
魚介のラザーニェは今のオンメニューではないかもしれないけど、前菜からドルチェまで磯貝さんの味のセンスや塩梅が好きです。たまたま昨秋のバスチーレッスン初回にいらした生徒さんとその場で盛り上がって、シェフに予約をお願いして2月の終わりに訪れた鮨よしたけも素晴らしかったのですが、そのとき吉武の親方も、「磯貝は料理人としてセンスがいい。自分も勉強になることがある」と仰っていました。
営業自粛が続いていたダ・カッパさんもランチもスタートされたそうで、基本の座席はカウンターですし、銀座界隈の出勤ありのオフィスワーカーのかたは是非いらしてみてくださいな。
営業時間がアップデートされているので食べログ評価はともあれ、こちらにリンクを↓。
さてさて、現実の今日は、引き続き天気が悪くて寒い東京、今週は火曜の仕入れは休んで冷凍庫の茹で野菜や、野菜室のじゃがいも、玉ねぎ、人参たちをそろそろ交代させたいと残りものでスープで手抜きしています。
牛乳業界も引き続きピンチのようなので、手作りリコッタでもう一品「カプレーゼ風」を紹介しようと考えているのですが、こんなふうに寒いとなかなか…でもチーズにしようと牛乳2本とってあったから、今朝はスープに加えて味を変化させて…明日もここにトマトペーストとマカロニ入れたら、それで簡単に済みそうな気が。
いつもの内科のお薬を電話でお願いして調剤薬局で受け取って、作ってみたい料理があっての甘夏とカエルバーンズの目玉用のレーズンを買いたかったのに…
だいぶ前に閉店してしまった青山アンデルセンから随分前に消えたカエルバーンズ。せっかく時間があるのだし、やっぱり自分で焼くべきか、と思っていたら、後押しするかのように(母校@ミラノが出している)イタリアの料理雑誌のオンラインニュースで、ハンバーガーの記事があがってきた。
せっかくやる気を出して買いにいったのに残念!
徐々に青山も平常運転に近くなってきたのかな。レッスン週の手軽な私の休憩場所(今は休憩の必要も少ないのですが〜)、ザラホームもマスク着用のかたは入店可、ブティックもいくつか営業を始めていました。
食器は増やしたくないけれど、仕事のうえで今の気分というものもあって。自分の中でサルデーニャ風だと思って買ったお皿も、自粛前もまだ販売中でした。このラタンプレート、プライベートでほしいと思っている(お皿で見えないけど、ネイビーまたは白のラインが入っていて、特にラタン×ネイビーの感じがすごく新鮮で気になっています〜)@ザラホーム
しばらく前までは偏った作家物が多くなってのぞかなくなってしまった食器やさんもオープン(今はちょっと気になるイタリアの陶器も売っています〜)。
グリーンのアイディアが素敵だなぁって近寄ってパチっと。
亡くなるよりだいぶ前に(持病が重くなってきたこともあって)母はアルバムの写真の整理を始めていたけど、元祖携帯写真家としてはデータだけで紙焼きの写真は古いものだけなのだけど、それでも半世紀以上というとたくさんあって、写りが悪い写真や(笑)重複したものをドンドン捨てています。写真の中でも、オフには昔からずっと(その時代なりの)チュールのスカートをはいて無地のTシャツかセーターで、なぜか身につけるものはカーキ色が好きで、基本は何も進歩がないといおうか、そんなに変わっていないものだなぁ、と感じています。今は会社員でもなく、時代もカジュアルなうえにもはやコロナの日々で、ずっと完全にオフみたいな服装で。
毎年(一応)テーマカラーを替えてテーブルを調えるクリスマスデコレーション、懐かしいですね。「で、いったい、この羽根はどうしたの?」って聞かれたことも懐かしい(笑)。
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