天使の海老で
天使の海老を使って作る「ガーリック・シュリンプ」がこのお休みの一番の思い出ですが、余った海老を滅多に作らない「海老フライ」にしたことも思い出深い。胴体だけ殻を剥き、頭もかりっと揚げて。鮨よしたけで食べて美味しかった林檎入りの奈良漬けのタルタルみたいなのを添えてみたかったのだけど。
長年勤めてくれたアシスタントさんに「先生は学習能力が高いですよね(お子さんがいる方ならではなのか、おかしな表現なので忘れられない)。一度お店で食べると、だいたいすぐに同じようにできてしまう」と言われたことがあるのですが、「すぐに」作らないと駄目ですねぇ。これ、中途半端なことだったから、もう一度鮨よしたけに同じくあん肝がある季節に行かないと再現できない。それは高くつき過ぎます(笑)。
海老だけは、天然ではなく養殖が好きみたいです。
「魚介のラザーニェ」用に天使の海老(標準)を再び買って、冷凍庫にまだ残っているので、明日は雲呑作りかな。
実家では中華料理もよく食卓に上っていましたが、もう何年も中華は台湾で食べるものという感じで、家で中華を作ることは滅多にないけれど…焼売と並んで雲呑は時々作ります。豚肉だけのこともあるし、写真のように海老を加えることも多い。
長ねぎと椎茸入れて、雲呑スープで飲むのが日常です。
2月の味噌作りレッスンのおまけで試食とレシピをつけた「紅油抄手(ピリ辛雲呑)」、生徒さんたちの復習率も高くて、すごく好評だったから、出張レッスンをしてくれたファロの樫村シェフにもランチでお出ししました。
なんで、再度カッシーの写真をあげたかというと、明日木曜も20時から、ラ・ボンヌターブル中村和成シェフとのインスタライブだそうですよ〜。テーマはフュージョンだそう。
レッスン時も↓、すり鉢が見つからなくて、すりごまはストックしていなかったので、ボウルにむら田の煎りごまを入れて綿棒でゴリゴリしたのですが…時間と根気が足りなくて、ほぼほぼ胡麻の状態でしたね…本場ではピーナッツ粉をかけることも多くてそれがおいしいのだけど、にんにくがすごく効いているお店もあるから、小籠包や他のディムサムとは違って(=細かい作業ができない…)、「紅油抄手」は自分で作るのが一番みたい。
実習つきのレッスン中に写真を撮るのは難しいものですね〜。
そして、一部イタリア料理業界でも知られる「玉緒焼売」。
母は中華料理もよく作るといっても、ワンタンはよくスープとして出てきていましたが、シュウマイはデパ地下や近くの聘珍樓とかでたまに買うもの、という感じでしたから、自ら焼売を作るという発想はなかったのだけど。
自由が丘モンドの宮木シェフに、いつぞや、「率直なところ、差し入れって何が一番嬉しいですか?」と尋ねたら、「何でもありがたいのですけど、一度お客さんが(崎陽軒の、といったと思うが)焼売を差し入れてくれて。まかないの足しにもなるし、嬉しかったですねぇ」と仰ったので、「そうか」と家でも練習に?焼売を作り始めたのです。ワンタンよりは手がかかりますが、冷凍ストックしておけるし、市販の焼売とまた違った味わいなのでどこに差し上げても結構喜ばれる。
崎陽軒の焼売は独特だから、もしかしたら(いや、たぶん、という気もしてきた…)宮木さんがもらって嬉しいのは崎陽軒だったかもしれないのに、今や図々しいことに、モンドさんはもちろん、知り合いのシェフのお店にランチタイムに伺うときなどは玉緒焼売を持参しています。
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