かぼちゃと飴色玉ねぎ、ポルチーニのスープ 白子のムニエルをのせて

今月はWプリモで、スターターにローズマリーの香りの効いた野菜のスープをご用意しました。


かぼちゃとローズマリーはイタリアでは鉄板の組み合わせ、オルツォットにしたり(麦のリゾット)かぼちゃ×ローズマリーも何度かご紹介してきましたが、今年の冬はホントー!に寒いので、厳寒の2月初旬のレッスンでは身体が温まる料理を紹介したくて。


中国でも韓国でもかぼちゃは身体を温める食材として知られています。


そして、代官山ファロのメニューで「白子のオニオングラタンスープ」という文字を目にしてからというもの(まだ頼んだことはないのですが〜)、白子×オニグラも美味しそうだな〜って。生徒の皆様への寒中見舞いと自身の食べたい欲求?をかけ合わせて産んだのが、このメニューでした(笑)。


レッスンでは冷凍のカットされたフレッシュポルチーニを使いましたが、乾燥ポルチーニであれば10〜15g戻し汁こと加えてみてください。☆フレッシュポルチーニのマイルドな香り方も実はちょっとしたポイントなので、500gパックとなりますがご予約も承っています。


グラナと粉を薄くはたいて、表面をカリっと焼いた「白子のムニエル」。サラダと合わせて前菜にもできるのでご紹介しましたが、白子はナシでパンチェッタやベーコンを炒めて作っても美味しいです。

また、残ったスープを小さなココットに入れてとろけるチーズをかけてオニグラ風にサーヴィスしたり、水分量を調整したうえでお米や麦、ショートパスタを加えても。是非ともいろいろ応用して作ってみてください。


文末に、ル・マンジュ・トゥーの谷シェフの記事のリンクを貼っておきます。「白子のムニエルはたこ焼きだ」なんて考えてみたことがなかったけれど、確かにね、カリ、ふわ、トロっと上手に焼きあげると、生徒さんから「明石焼きみたいだ」という納得の感想も。


スターターに合わせたワインはスッキリしたこちらの白でした↓。

La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA

イタリア料理、西洋菓子、そして季節の和食。 田中玉緒の料理教室では、 日々の食卓をおいしく華やかに彩る料理をご紹介しています。 家庭のキッチンでリストランテや料亭の味を再現するレシピとテクニック 料理とワインのマリアージュ ヨーロッパ直輸入や日本各地の珍しい食材や調味料も使い方と合わせて紹介しています。 目にも舌にもおいしい特別な料理と食文化に出会う時間をご一緒しませんか?

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